日本被服工業組合連合会は、繊維製品3R(リデュース、リユース、リサイクル)推進のため、ユニフォーム・リサイクル対策委員会を設置し、以下の目標を掲げ、達成のための対策を講じる。 1.リサイクル、リユースの推進 (1)再生ポリエステル繊維を使用した製品の普及推進 1)回収PETボトル並びに回収ユニフォームから生産された再生ポリエステル繊維を使用した製品の普及を推進する。 2)国内生産の再生ポリエステル繊維使用生地を使用し、国内事業場で縫製された製品については、平成13年4月より、日被連「国産エコ・ユニフォームマーク」制度を発足させている。 本マークの普及については、目標を定め、一層積極的に取り組む。 平成21年度実績 92万枚(目標90万枚) 平成22年度実績 78万枚(目標97万枚) 平成23年度実績 91万枚(目標77万枚) 平成24年度実績 75万枚(目標85万枚) 3)国内生産の再生ポリエステル繊維使用生地を使用し、海外で縫製された製品についても日被連「エコ・ユニフォームマーク」制度を設け、目標を定め、普及を図る。 海外縫製品 国内縫製品 合計 平成23年度実績 10万枚 81万枚 91万枚 平成24年度実績 5万枚 70万枚 75万枚 4)目標達成のため、下記啓発活動を行う。 ■ 業界への啓発活動 ・連合会に設置した「ユニフォーム・リサイクル対策委員会」において情報収集や普及啓発活動、展示会出展の場合の相談受付等を実施する。 ・各地区組合にエコ対策委員会を設置し、情報収集や普及啓発活動、展示会出展の場合の相談受付等を実施する。 ・連合会としての3Rへの取り組み等のPRパンフレットを作成し、連合会会員組合企業や流通事業者、ユーザーに対して配布する。 ・各地区組合機関紙において、毎回ユニフォームの3R推進のため、現状の紹介や3R推進のための普及啓発活動を行う。 ・各地区組合ホームページにおいて3RをPRする記事を掲載する。 ■ 流通業界への啓発活動 ・PRパンフレットを作成し、組合員企業を通じて、取引先の流通業者へ配布する。 ・各地区組合機関紙において、3RをPRする記事を毎回掲載する。 ・各地区組合ホームページにおいて、3RをPRする記事を掲載する。 ・3Rに配慮した製品について展示会を年1回程度開催する。 ・3Rに関連する展示会(例:エコプロダクツ展)に積極的に出展する。 ■ ユーザーへの啓発活動 ・PRパンフレットを作成し、組合員企業並びに組合員企業の取引先である流通業者を通じてユーザーに配布する。 ・各地区組合ホームページにおいて3RをPRする記事を掲載する。 ・3Rに関連する展示会(例:エコプロダクツ展)に積極的に出展する。 (PRパンフレットは合計2000部作成予定) (2)事業者からの回収 現在、各素材メーカーが進めているリサイクル・リユースシステムの活用を一層積極的に進める。 そのために、業界として、現行システムの周知徹底を図る。 ■業者への啓発活動 ・各社において行われている現行のシステムについて、平成15年度中に情報収集を行う。 ・上記調査により収集された現行システムの情報について、一般に紹介する資料を作成する・ 作成された一般に紹介する資料を平成16年度より連合会会員組合企業、流通事業者、ユーザー等に配布する。 ・各地区組合の機関紙等により、回収方法や他で実際行われている回収事業について啓発を行う。 2.リデュースの推進 製造業者・流通業者の生地在庫・製品在庫の削減を図るため、IT活用システムにつき、連合会において、15年度に検討委員会を設置し、検討を進めることとする。 3.公表・見直し このアクションプランの達成状況と達成のための取り組みについては、第三者を交えた評価を行い、業界紙、各地区組合ホームページ等を通じ公表する。また、アクションプランは適時適切に達成状況を把握し、必要があれば見直すこととする。見直した場合は、業界紙、各地区組合ホームページ等を通じて公表する。 |
◆このマークの使用許諾の申請は、どなたでもできます。 ◆各地区組合に申請書等の必要書類が備えてありますので、ご希望の方はご連絡ください。 ◆許諾登録料は、組合員の場合10,000円、その他の事業者は20,000円です 認定期間は5年間ですが、再申請の場合、許諾登録料は不要です。 ◆マークの価格は、1枚5円 です. ◆このマークに関するお問い合わせは、本部又は各地区組合までお願いいたします。 日被連本部 TEL:03−3808−2244 埼玉県被服工業組合 TEL:0485−61−1421 大阪府被服工業組合 TEL:06−6533−1129 岡山県アパレル工業組合 TEL:086−473−3411 広島県アパレル工業組合 TEL:0847−52−3344 |
その対象製品として、特定調達品目に「制服・作業服」が選定されましたが、製品の判断基準は次のとおりです。 『判断基準』 @使用される繊維(天然繊維及び化学繊維)のうち、ポリエステル繊維を使用した製品については、次のいずれかの要件を満たすこと。 ア.再生ペット樹脂から得られるポリエステル繊維が、裏生地を除く繊維部分全体重量比で25%以上使用されていること。ただし、裏生地を除く繊維部分全体重量に占めるポリエステル繊維重量が50%未満の場合は、再生PET樹脂から得られるポリエステル繊維が、繊維部分全体 重量比で50%以上使用されていること。 イ.再生PET樹脂から得られるポリエステル繊維が、繊維部分全体重量比で10%以上使用されていること、かつ、製品使用後に回収及び再使用若しくはリサイクルされるためのシステムがあること。 A使用される繊維(天然繊維及び化学繊維)のうち、植物を原料とする合成繊維を使用した製品については、植物を原料とする合成繊維であって環境負荷低減効果が確認されたものが、繊維部分全体重量比で25%以上使用されていること。 ※配慮事項等については、小見出しの「制服・作業服の判断基準」をクリックのこと。 |
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カラーG(挟み込) |
カラーF(縫付) |
カラーE(縫付) |
日本被服工業組合連合会(略称:日被連)は、傘下の埼玉県被服工業組合、大阪府被服工業組合,岡山県アパレル工業組合、広島県アパレル工業組合の4地区組合と協力し、グリーン購入法に適合する再生ポリエステル繊維素材使用の「制服・作業服」に「日本被服工業組合連合会エコ・ユニフォームマーク」を添付することにより、地球環境に優しいリサイクル・ユニフォームの普及促進を図っております。 日被連「エコ・ユニフォームマーク」は、日本国内で縫製されたユニフォームに添付する「日被連国産エコマーク」と、日本国外で縫製されたユニフォームに添付する「日被連海外縫製エコマーク」の2種類があります。しかし、日本国内における資源循環型社会形成に貢献するために、両マーク共に、使用生地は日本国内で生産された再生PET樹脂から得られる繊維を用いて、日本国内で生産された生地に限定しています。 |
平成13年4月1日の「グリーン購入法」の施行を機に、日本被服工業組合連合会が制定したマーク制度です。このマークは、グリーン購入法の判断基準に適合したユニフォームウェアやスクールウェア等に添付するものです。 |
制服・作業服の判断基準 (平成23年4月1日改定) |
日被連に加盟する各企業は、他の業界に先駆けて早くから再生PET樹脂を使用した制服・作業服を生産・販売しています。限られた地球の資源を有効活用する「循環型社会」の形成に貢献するため日被連は、ユニフォームの3Rアクションプラン(別項)を策定し、業界が一丸となってその推進に取り組んでいます。 |
環境問題に積極的に対応するため、平成12年5月の国会で「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」(グリーン購入法)が全会一致で可決・成立し、平成13年
4月1日から全面施行されました。 同法の施行により、国及び独立行政法人等は、毎年度目標を定め、環境への負荷の少ない製品を購入します。又、都道府県及び市町村は、環境への負荷の少ない製品の購入に努力する ことになりました。 平成23年4月には、判断基準の一部改定が行われました。 |